債務整理 千葉 第9地区 | 思いて学ばざる日々

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第9地区
評価:
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エビちゃんに…
中途半端なんです。
やはりアパルトヘイトの南アがサブテーマ


異星人の難民居住区があって、地域住民との摩擦が云々っていうあらすじを聞いていたので、『アトム大使』みたいな話かと思ってたら違いましたね。

まず最初に、ドキュメンタリータッチで始まるのがいいですね!
さまざまな立場の人の意見、問題のヴィカスのブイなどが入って、これからこの人にどんなことが起きちゃうんだろう?とハラハラドキドキしてしまいます。
しかもこのヴィカス、お世辞にも勇敢だったりリーダーシップがあったりしない、どこにでもいそうなおじさんだし、この人に一体どんな大それたことが出来るわけ?と疑問にも思います。

この話、エイリアンと充分な意思の疎通が出来、英語が公用語だってところが面白い。
乗組員だって、大きい船ほど、そのシステムや操縦の仕方を知らないスタッフが大勢居るわけで、船内に閉じ込められていたエイリアンたちは、おおむねそんな作業員のようです。
貧しい難民キャンプで生き抜くわけですから、治安は最悪になってくる。
そこで、国連めいたMNUが強制移設に乗り出してくるというところが発端なわけで。

宇宙船は動かないのでさることながら(ここではテーマから外されている)、問題はその武器科学。
エビエイリアンと他種人との区別がつく武器が常用されているところから、エビエイリアンは戦闘に慣れているということがうかがえます(便利)。
ただ、難民エイリアンに関して言えば、いまだにそんな武器を蓄えながら、人間への大きな抵抗を見せないのだから、穏健な高等生物というわけです。
弾圧に武力で抵抗しないからこそ、数多にあるSFとは一線を画し、人権問題的要素を強めているのですが。
(武器の破壊力が凄い、無駄に凄い!RPGクラスの破壊力だけど、爆風がないというのが特徴)

話の途中から良く見えてくるのですが、要は、非弾圧民族を異星人というデフォルメに仕立て、問題提起をしているのですね。侵略SFでも反戦映画でもなく、これは人種・文化などを含むあらゆる差別をどう考えるかという作品なのです、しかも体験型の。

クリストファーは、他のエイリアンと違い、ちゃんと教育を受けた宇宙船スタッフのようで、ヴィカスに比べてとても紳士的で、指導力もありそうです。
そんな二人の利害が一致したやり取りが、俗に言う‘相互理解’とは全く違うもので、感動などをなかなか持ち込ませないところがまた良いです。

しかし、例のバイオ燃料・・・クリストファーは「さもありなん」的な表情を見せますが、何でアレが元でああなるのかが不思議ですね。
ウイルスでもなく、人間にとってはたかが燃料に遺伝子操作できるような因子を発見したりプラスしたりする必要性がないけれど・・・。(しかも、鉄くずの山から見つけたものが原料だったし)

あとひとつ気になったのが、どこのクリチャー演技によくあることなんですけど、表情が判りづらくなるからなのか、無駄な動きが多いこと。
獰猛という感じを出したいのかも知れませんけど、いかんせん、このエビエイリアンは特に獰猛ではないキャラクターなので、個人的にはもっと人間くさい動きが良かったかな。
せめて『パイレーツシリーズ』に出てくる元人間の怪物程度の、普通の動き具合が欲しかった。
クリチャーにつきものの、粘膜は健在ですね・・・・。

話によると、ヴィカス役のシャルト・コプリーさんは、全編アドリブだとか(!)。
序盤のMNUの記録ビデオシーンは、だからこそ、なにやら凄くリアリティがありますよね。
最後はラピュタのロボットみたいなレイバーみたいなのが出てきて、活劇好きにもサービス。

この話は最初に、エイリアンに思う存分嫌悪・差別感情を抱かせてから、その嫌悪感の中へ、観る者を徐々に突き落とします。
一番肝心なことは、ゾンビなどと違って、姿が変わっても、中に宿る魂は同じなんだということですよね。そこが本人にとっては、一番の悲劇であるわけで。
グレゴール・ザムザをちょっと思い出しますね。

クリストファーが旅立つ時点では、まだ、ヴィカスは彼を利用していたという感が否めません。
私が気になるのは、彼がヴィカスを治しに来るのか、ということより、もしヴィカスが元に戻ったら、一体どういう行動を取るのだろう?ということです。
愛するタニアのところへ戻り、エイリアンの事情を聞き及ばない場所で、ひっそりと暮らすのでしょうか。
それとも、こんな目に遭った恨みを晴らすべく、更にエイリアンを弾圧する側に回るのでしょうか。
はたまた、3年以上の難民生活を肝に銘じで、それらの救済運動に立ち上がるのでしょうか。
ただし前述したように、ヴィカスは勇敢でもカリスマでもなく、市井のおじさんで、孤独です。

これは私たちが直面していた問題から開放された時、どういう選択肢を取るのかという問題提起でもあります。

でもアレだ。個人的に甲殻類似はダメだ、甲殻類似は・・・。←見事に製作者の意図にはまり、うんうん考えさせられる羽目になる


うたの | 映画、書籍等 | 00:43 | comments(0) | - |
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